ゆきの日常

知的障害を持つ娘と家族の日常を書いてます

あきのこと① WISCーⅣ知能検査を受ける

こんばんは。

 

今回はゆきの姉であるあきについての記事です。

あきは小学2年生、5年生(今年)の2回、学校でWISCーⅣ知能検査を受けています。

 

実はあきのIQは境界知能です。

『一定の支援が必要』と言われている子ですね。

 

本の「ケーキの切れない非行少年たち」などで、認知機能が低さゆえに、絵を模写することができないとか、ケーキを三等分できないなどと言われていますが、あきは絵を模写することやケーキを三等分することはできてます。

あきは『非行少年』ではありませんが💦

 

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境界知能で言われていることですが、あきは次の通りです。

  • 一般的に低い学習パフォーマンスを示す⇒その通り
  • 運動が苦手⇒運動は得意(リレーの選手に選ばれるぐらい足が速い)
  • コミュニケーションが苦手⇒幸いにもお友達はいる

 

そんなあきが境界知能だと知ったときのことを書きます。

 

まずはタイトルにある、WISCーⅣ知能検査の説明をします。

 

WISCーⅣ知能検査とは

ウィスク・フォーと読みます。

 

5歳~16歳11か月の児童用の知能検査です。

ちなみに幼児用はWPPSI、成人用はWAISです。

 

「IQ」「言語理解」「知覚推理」「ワーキングメモリー」「処理速度」の5つを数値化する検査です。

 

発達状況や得意・不得意な部分はわかりますが、発達障害を診断するテストではありません。

 

WISCーⅣを受けるきっかけ

小学2年生の時に担任の先生と面談をしたとき、授業での様子、勉強の話をしました。

その頃のあきは文章問題、時計(時間)の問題が苦手でした。

時計自体は何時何分と読めますが、30分前(後)は?と聞かれると答えられませんでした。

特に時計は何回教えても理解できないと先生に伝えたような記憶があります。

 

先生がしきりに「どうしましょうね~」を繰り返していたのが

印象に残っています。

 

そして、先生から「学校で検査が受けられますよ」と教えてもらいました。

これは暗に検査を受けた方が良いと言われているのだと考え、「検査をお願いします」と答えました。

 

そして受けたのがWISCーⅣ知能検査でした。

 

当時のあきは、運動系の習い事と英語教室に通っていました。

国語・算数については、家庭では宿題をやるのみで、塾はもちろん、進研ゼミなどの通信教育も受けていませんでした。

 

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この頃のあきに対する私の認識は

運動が得意で、お勉強が苦手な子。

 

ただ、苦手だと言ってもこんなに理解できないものなのか?

果たしてあきは普通なのか?と疑問に思うことはありました。

 

妹のゆきのこともあって、知的障害や発達障害についてネットで調べまくっていた私は、あきは発達障害なのではないか?と疑う気持ちと、

あきは普通だ!と思いたい私がいました。

 

検査概要とあきの数値

検査を受けてから約1か月後、私は検査結果を聞くため放課後に学校を訪れました。

検査の概要
  • 全検査IQ:全体的な知的水準
  • 言語理解:言語による推理・思考する力(理解力、表現力を含む)
  • 知覚推理:視覚による推理力、思考力、空間認知、目と手の協応運動
  • ワーキングメモリー:聴覚的な情報の聞き取りと記憶力、注意力・集中力
  • 処理速度:視覚的刺激を速く正確に処理する力、視覚的短期記憶 
あきの結果
  • 全検査IQ:83
  • 言語理解:90後半
  • 知覚推理:80前半
  • ワーキングメモリー:60後半
  • 処理速度:90後半
数値の見方

 遅れ域 :69以下

 境界域    :70~79

 平均の下:80~89

 平均域 :90~109

 平均の上:110~119

 優れている:120~129

 とても優れている:130以上

 

IQ83であること、ワーキングメモリーの低さに愕然としました。

先生からすすめられて受けた検査なので、良い結果でないことはわかっていましたが、衝撃的でした。

 

境界知能。

ゆきの知的障害に続いて、あきは『全体的に遅れ域』でした。

この絶望は大きかったです。

心理士の先生のお話を聞きながら、泣きそうでした。

 

先生からは、

「支援級に行くほどではない」

「メモを取る習慣をつけると良い」

「勉強は予習・復習をすると良い」

「授業で初めて聞くと、頭にまったく入らないと思う。予め予習をして、授業が復習になるようにして、さらにおうちで復習をすると良い」

というアドバイスをいただきました。

 

大事な事をメモするとか、予習・復習とか、当たり前のことです。

その当たり前なことを積み上げていくしかなさそうです。

 

当時の私はまだ仕事をしており、あきの宿題を見るだけでもいっぱいいっぱいでした。

 

予習・復習するにはどうしたら良いか?

 

塾、通信教育・・・

 

迷いましたが、タブレットなら採点も自動だし、あきでも楽しく取り組めるのではないか!?

と期待して、進研ゼミのチャレンジタッチを始めてみることにしました。

 

この時に資料請求をした結果、DMがたくさん来るようになりました(笑)

 

続きます。

 

今回も読んでいただき、ありがとうございました。