ゆきの日常

知的障害を持つ娘と家族の日常を書いてます

予期せぬ出産トラブルに立ち会ったパパの気持ち ゆき出産エピソード⑩

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今回はゆきが生まれた当時の、パパの状況を漫画にしてみました。

 

パパはお姉ちゃんのあきが生まれた時も立ち会ってくれてました。

陣痛中は私のいきみ逃しをするために、テニスボールをお尻に当ててくれました。

(パパの押し付ける力が弱くて「もっと強く押して!!」と怒ったのを覚えてます。)

 普段は無表情なパパですが、あきが生まれた時ははじめて出産に立ち会ったということもあり、とても感動していたそうです。

 

ゆきが生まれた日、出勤中に私から「出血した」「今日中に生まれると思う」と連絡を受けて急遽産院に駆けつけてくれたパパは、2人目が生まれてくる嬉しさと、私が出血したことへの不安など、色々な感情で私の到着を待っていたようです。

 

そして、私が産院に到着してからは怒涛の展開となりました。

パパは訳がわからぬまま緊急で手術をおこなうと聞き、気が付いたら2人の看護師さんにビニールの帽子や防護服などを着せてもらい、緊急帝王切開に立ち会うことになりました。

慌ただしい手術室の雰囲気と人の多さに、当時は何が起こっているのか状況がつかめず、こんな大ごとになるとは予想もしていなかったそうです。

 

ゆきが生まれた後、NICUではこれからの治療の内容や、最悪の場合どうなるかといった説明など一気に話しを受けたり、同意書の記入を求めらるなど大変だったようです。

気が動転していて医者の説明は耳に入って来ず、当時の記憶がほとんどないと言っていました。

普段は感情の起伏があまりなく、比較的冷静なパパがそうなるくらいなので、よっぽど気が動転していたんですね。

よく覚えているのは、チューブや色々な線に繋がれているゆきを見て、ただ悲しかったことだと言ってました。

 

 

パパは母親や当時の上司などの一部の人には、ゆきの状態を伝えていましたが、

ご近所さんや保育園、職場には「生まれた」ことだけを報告していました。

重症新生児仮死だと説明すると心配をかけてしまい、また、言われた相手も反応に困ってしまうと思ったからです。

当然、状況を知らない周囲のみなさんは「おめでとう!」と祝福の声をかけてくれます。

せっかく「おめでとう」と言ってもらっても、ゆきがこれからどうなるか不安の方が大きく、私もパパも複雑な心境でした。

 

話が暗くなってすいません(汗)

 

今回も読んでいただき、ありがとうございました。

ゆき出産エピソード⑪につづきます。

 

前回はこちら

 

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